2010年 03月 09日
同居人、鯨に飲み込まれるなんてオドロキであったそうな・・・
このところ夕食後は、女史は1階同居人は2階で過ごす
女史は姉からの贈り物である着物の解きを
同居人は紐編みから一歩前進した革の財布作りを・・・
各々ノンビリ時間は幸せの一つなんだろうなあと考えたりしながら
その日の着物解きノルマをこなした女史
片付けや布団敷きをしながら寝支度を始めていると
2階から同居人の声がする
‘少々お待ちください。・・・・・・・’
あとの方が聞こえない、それで階段の途中まで上がり聞き返す
‘なに?’
それに対して聞こえてきたのは・・・
‘少々お待ちください。ゼベット爺さん頑張っております。’
一瞬何処の爺さんかと考え思い出す・・・ああ、ピノキオに出てくる爺さん
あのゼベットさんは時計職人だったような・・・
同居人、二階で時計職人ならぬ革職人のゼベット爺さんに気分は変身してのであった
のどかな春の夜、ささやかな変身は日常の忙しさを忘れさせてくれる。
by konnitiwan
| 2010-03-09 09:03
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