2012年 10月 29日
がざねちっく博物館・NO28
またまた、久しぶりの「がざねちっく博物館」
今回は、アルファベットの洋風柄に惹かれ
10年ほど前に古着で手に入れた帯のご紹介、購入額は500円であった
手に入れてから、よーーく眺めると
帯の生地はスーツやコートの裏に付けられているタグの裁断前のモノに見えなくも無い
大文字で「ARS」小文字で「FUKUOKA」とか「FANCY LOOK」と
眺めるたびにタグ用生地のようなが、確信に・・・
想像を膨らませると・・・製作者は
モノの無い時代の頃の人であったのか、お金の無かった人であったのか
それとも既成概念に囚われない人あったのか
どこぞの奥さんが、「あら、こんなところにいい生地が」と目を付けて
タグ用生地から帯に化けたのではないかなあと・・・
女史の独断と偏見で固まった好みからすると
上品と下品の境界線上にありながら極めて魅力的な帯だと思っている
これを目にする度に、この帯を製作した奥さんの創造力に
脱帽すると共に嬉しくなる女史なのである。
追記:残りの人生、着物を着る機会は多くないと判断
バッグを作ろうと写真を撮ってから解体してしまった。
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by konnitiwan
| 2012-10-29 09:12
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