2009年 08月 11日
ハーメルンの笛吹きのような・・・
大都市やマスコミは選挙カラーに染まりつつある。
が、田舎の部落には変わらぬ日常が続いている
が、我が部落に珍しくやって来たのである・・・党の応援者が・・・
総勢5名、女史の家の前を選挙カーではなく徒歩で。
先立ちと思われる幟を手にしたオジサン
続くは背に幟を括りつけてハンドマイク片手に
支持政党をアピールするオニイチャン。
‘比例代表には○○党をお願ーいしまーす。’
そして、その2名より10メートル以上離れて
手にそれぞれ幟を持った3名のオバチャン部隊が登場。
が、前のオニイチャンの熱弁より女史の気を引いたのは・・・
オバチャンたちの会話。
‘あんなにスタスタ歩いて行ったらアカンワー’
‘時々立ち止まって宣伝せんと・・・’
‘あれじゃあ、だーれも家から出てこんわー’
しきりに、前の二人の広報活動にクレームをつけている。
しかし
ハンドマイクのオニイチャン、熱弁をふるうのに気持ちがいっぱいのようで
後ろにつづくオバチャンたちの声は聞こえていない・・・
蝉時雨の昼下がり
人通りのない部落の道を幟を手に歩く集団・・・
白昼夢のように妖しい のであった。
by konnitiwan
| 2009-08-11 16:51
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