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新種アレルギー

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女史の家は部落のはずれにあります
グラウンドをはさんだ隣の中学校を除けば、岸壁と荒地に囲まれた陸の孤島状態
そんな所にもセールスマンは年に一度か二度お出ましになります
最近やってきたのは、全国展開している、布団販売及び洗濯の会社

セールスマンさんも一応、お仕事
おいでになれば一応、お話は伺います
しかし、女史の中では一応、結論は確定しておりますので
セールスマンさんが一応、お話され満足されたかなあという段階でお引取り願います

が・・・
今回のセールスマンさんには地雷をお踏みなられたので途中でお引取り願ったのです
 


セールスマンさん:どのような布団を使っていますか

女史:お布団屋さんで和布団を作ってもらって使っています

(大げさに驚いた顔をなさいました)
セールスマンさん:身体、どこも悪くなっていませんか。腰とか背中とか
             もう、ほとんどの家は健康布団を使っているんですよ


セールスマンさんのこの言葉でTHE ENDとなったのです
(あなた様は、ほとんどの家と言われますが、統計を取られたのですか)


子供の頃
何か欲しいものを親のねだる時
‘みんな、持ってるもん’とか‘クラスのみんな・・・・’は常套句でありました
それが‘どれだけのみんなか、統計を取って来い’と切り返され敢え無く玉砕
二度と浮かび上がれなかった記憶があります


それゆえ、
‘よく、使っていただいています。’と言えば済むものを‘ほとんどが・・・’と
  言ったばかりに命取りになったのであります


セールスマンさん、
‘ほとんど・みんな’は禁句です
その言葉をお使いになりたければ、明確な資料をお持ちなさい
ドアの向こうには、時として‘ほとんど・みんな’アレルギーの人間も存在するのです
by konnitiwan | 2008-06-16 08:23 | その他