2008年 08月 05日
求む。会員
新しく家を建てる人の多くは健康的な明るい家を望むようである。
テレビで見るお家拝見番組の家は建築家の好みか
開口部が大きく、お日様サンサンの家がよく紹介される。
‘いらんお世話じゃ’と一喝されるかもしれないが、
‘このところの暑さ、如何お過ごしでしょうか。’と施主にお伺いしたい気がする。
(女史、意地の悪い性格ではない。)
夏場、女史の家では、窓の外のプラタナスが朝の日差しを防いでくれて助かっている。
日中の日差しは勿論であるが
夏の東の光は厚化粧の女も一気に焼いてしまう力持ちなのである。
それゆえ、純粋?に‘如何お過ごしでしょうか’ということになるのである。
(やっぱり、意地の悪い性格かもしれない。)
明るい家の良さについて、別に異論はないが
女史は暗い部屋、家が好きなのである。
暗闇は想像力や恥じらい、落ち着きを育ててくれる気がする。
「暗い家振興会」なるものを立ち上げ宣伝したいくらいであるが、
残念ながら、なかなか賛同していただけないようで
明るい家を建てられた施主の今後を見守っている状態なのである。
‘性格が暗いから、暗い家が好きなのでは‘・・・そんな外野の声は右から左に聞き流す。
夜の闇が少なくなったこの頃、
せめて我が家にほの暗さを
残すことをお勧めするのですが
一考いただければ幸いです。 自称「暗い家振興会」
by konnitiwan
| 2008-08-05 08:25
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